就寝前に牛乳を。

アルジャーノンに花束を。ティファニーで朝食を。

世界一受けたい授業 伊集院静《2/9》すぐ読めるまとめ

話題の本!

『誰かを幸せにするために』大人の流儀8

 

 

 

www.ntv.co.jp

 

日テレ 「世界一受けたい授業」(2/9)

作家の伊集院静さんが出演されていました

ジーンときたので

“授業”をまとめてみました

 

 

《若者へ》編 

 

 

若者よ!

すぐ答えを求めるな!!

 

      

◎すぐに役立つものは

   すぐに役に立たなくなる 

     苦労をして得たものでしか

     人は成長できない

 

   インターネットやSNS

   すぐに答えを求め、情報を得ることで

   わかった気になっているが

   そうではないということ

 

「私は一体何者なんだろう?」

「僕は何かできるのだろうか?」

     

そんな悩みを抱える若者へアドバイス

 

◎孤独だけが

   自分が何者であるかを

   教えてくれる

    孤独を知ることが一番大事

    孤独を知っていれば

    少しくらいの厄介ごとは

    乗り越えられる

 

 

孤独を抱えることで

成長できたスポーツ選手 

 

フィギュアスケート金メダリスト

    羽生結弦選手が取り上げられていました。

      平昌オリンピック後の会見で 

『 前はすごく孤独だなって、

誰もわからないんだろうな、

この気持ち、と思いながらやっていました。

前回のオリンピック(ソチ五輪)が終わって

色々な人に祝福されればされるほど

自分の気持ちってどこにあるんだろう?

ってすごく思っていました。』         

 

沢山の人々から称賛を受けるも孤独を感じていたが

孤独を経験することで、自分の中である変化が…

 

『応援してくださる方がいるっていうのは

すごくありがたいことだし、そういう方々にも

感謝が届くような演技ができれば

しあわせが届けられればと思っています』

 

自分は人への感謝のために滑る

 

         という答えにたどり着いた !

 ※この映像のあと、元ボクシング選手の山中慎介さんが

目を潤ませていたことと、山中さんのお話も印象的でした。

 

 

 

 

 

 《歳をとりすぎたと思う方へ》編

 

 

伊集院さんが60歳を迎えた時

老いに抵抗するためしたこと

↓↓

仕事量を3倍にした!

 

 

 

“老い”とは“経験”のこと

いくつになっても

新しいことに挑戦するべき。

だからこそ60歳を越えた頃から

仕事を増やし、

新しい仕事も断る事なく

受けてきたそう。 

 

歳を重ねても挑戦し続けてた人として

女優 森光子さんをあげられていました。

41歳にして初主演を果たして『放浪記』

 

48年間で公演回数2017回

 

国民栄誉賞も受賞

日本を代表する大女優

 

現状に満足せず、常に新しいものを追い求め

53歳でワイドショー番組司会

85歳で主演した舞台

(当時55歳の伊集院さん原作作品)

『ツキコに月 そしてタンゴ』

でタンゴに初挑戦。

この舞台の主題歌も歌い

オリコン

85歳5ヶ月で

初登場 TOP50入り!!

史上最年長記録

となった。

75歳から毎日150回のスクワット

を欠かさなかったそう。

 

 

 

 

 

 

そして

“伊集院流生き方術”最後に

《別れについて》

 

 

伊集院さんは今まで多くの別れを経験。

 

弟さんを海難事故で亡くし

前妻 夏目雅子さんを亡くした 

 

夏目雅子さんは

伊集院さんとの結婚からわずか1年後

急性骨髄性白血病のため

27歳という若さでこの世を去った。

 

 

200日を超える長い闘病生活のなかで

 

病室で伊集院さんに

笑顔の練習

をさせていたそうです。

 

伊集院さんといえば怒った顔が印象的ですが

「私といる時はなるたけ笑っていてください」

「あなたが笑っていてくれたら私は一番嬉しいんです」

とお願いされたそう。

 

雅子さんの病気のことを考えると

とても笑う気持ちにはなれないが

笑顔でいることが彼女の支えになる、と

その日から時折笑う練習。

 

笑顔の伊集院さんに

笑顔で答える雅子さん。

 

 

そして

雅子さんが亡くなってから30年以上経った今、

気づいた一つの真実

 

◎笑顔の練習は伊集院さんのため

明るい気持ちになれるように

彼女が敢えてやっていたこと。

 

 

人間は誰かを幸せにするために

懸命に生きるもの

 

これこそ夏目雅子さんから教えられた

若者に伝えたい人生の流儀。

 

 

 

 

雅子さんとの別れでもう一つわかったこと。

 

 

不運な人生などない

誰でも辛い経験はある

しかし

辛い時間が

必ず人を成長させる

 

 

そしてスタジオで、ご自身の言葉で仰っていました。

 

「誰かを幸せにするのはなかなか出来ない。

人を簡単に幸せにできないが後から考えると

実はその人のためにやっていたということは

普通に生きていればたくさんあるはず。

いい例は両親。

強く怒ったり色んなことを言っていることも

後から考えると

ああそうか、と思うことが多い。」

 

 

スタジオでは

出演者を上げたり下げたり、

笑いもとっていらっしゃいましたが、

心にジーンと残る

“伊集院先生”の素敵な授業でした。

 

 

『誰かを幸せにするために』大人の流儀8

     読んでみたくなりました。

 

 

 

 

 

  

 

 

  

gold-888.hatenablog.com

gold-888.hatenablog.com